2024年11月27日合羽橋ツアー@食育部レポート

合羽橋のカオスは、成熟した大人のワンダーランドだった 今日は買わないぞ、そう固く決意していたのに・・・ 11月27日 水曜日 今日は食育サークルの合羽橋ツアー。 大谷さんがネパールから帰国しているので雨が心配でしたが、晴天に恵まれ、通りからは美しいスカイツリーを見ることができました。
本日の参加者は、ゆうゆう隊長、優子さん、ひろえさん、私の4人。 待ち合わせたのは「カフェ・オトノヴァ」。 いつものようにグーグル先生はお店の前まで案内してくれなかったけど、なんとかお店に到着するとゆうゆう隊長が一番乗りで待っていた。 「カフェ・オトノヴァ」は、平日なのに我々を含め4組が開店前に並んでいる人気店だ。 オープンと同時にお店に入って、注文と会計を済ませると2階の席に案内された。
美味しいカレーと共に、4日前のセカンドカーブ講座の話題と、ひろえさんのエベレストの報告を楽しんでから、お目当てのお店にGO。 途中、何軒かのお店の前を通過したが、目に飛び込んでくる景色にワクワクが止まらない。 キョロキョロしながら歩いていると、お目当てのお店に到着。 そこは、合羽橋では有名な超"料理道具専門店「飯田屋」。 料理道具の聖地と呼ばれていて、8,000種類の料理道具に囲まれた店内は、ドンキホーテの圧縮陳列よりも凄い。 今日のお目当ては飯田屋6代目の飯田結太さん。 多数のテレビ情報番組で活躍の結太さんと、ゆうゆう隊長はお知り合いで、結太さんがお店にいる時を狙っての訪問。 『つぶれかけたお店を立て直して、いまでは有名店舗に。その理由は、働くひとの幸せに理由があります。お店では、どのスタッフにも質問をすると、かえしてくたさることばに情報にきっと感動がおこるでしょう 売らないがポリシーなので売る気よりも、道具への愛がいっぱいの話し方に驚くかもしれません。』とは、ゆうゆう隊長のお話し。 早速店内を散策、平日ですが外国人が多く店内は賑わっています。
4人それぞれに見たいモノがあるのでバラバラに見て回りますが、大型店舗ではないので直ぐに交差してまたそれぞれの見たいモノへ。 他のお客さまへの接客の合間に結太さんが商品の解説をして下さるのですが、ゆうゆう隊長イチオシの飯田屋オリジナル「エバーピーラー」、これの説明を聞いてしまったのが運の尽き、私の中の誓いはあっという間に崩れ去ってしまった。 堤防が決壊すると辺り一面洪水になってしまうかのごとく、押さえ込んでいた欲望があふれ出してくる。 そして包丁の説明がとどめを刺した。 包丁売りのおじさんとはまた違う語り口で始まった説明。 ずらりと並べられた6本の包丁、プロが好む刃の硬さ、家庭用に向いている刃の硬さ、一通りの説明を受けた頃には、コレくださいと包丁を握りしめていた。 そしてそして、砥石も買いましたとも。 だって、一緒に行ったみんな砥石で研いでるっていうんだもん。 そして、包丁を研いでいる時は無心になれる、そんなひろえさんの言葉は背中を押した。 夜中に一人で包丁を研いでいると、鬼ばばあが出てくるという話しを聞かされたことは内緒です。
一緒に行ったメンバーもそれぞれお目当てのものを購入してご満悦、結太さんと一緒に写真を撮ってみんな大満足でお店を後にしました。 ゆうゆう隊長が探してくれたカフェに向かうまでの間にも、食品サンプル屋でひっかかり、お椀のお店で引っかかったりしながら
田原町駅近くのカフェにようやくたどり着いた。 そこは焼きたての豆で入れたコーヒーが美味しいお店。 ひろえさんが突然驚いた表情でつぶやいた「このアーモンド美味しい」 一粒食べてみるとホントに美味しい、聞いて見るとこれもお店で焼いているそう。 美味しいコーヒーでクールダウンしたあとは、それぞれの帰路につきました。 ゆうゆう隊長、最高の一日のギフトありがとうございました。 優子さん、ひろえさん、とても楽しかったです。 成熟した大人が、誰にも何も言われることなく、時間を忘れ好奇心と欲望を満たすことが出来る街、合羽橋。 この贅沢をストレスなく楽しめるのは、平日だけ。 価値基準は人により異なるので無理強いはできませんが、土日の混雑を避けてじっくり楽しみましょう。
レポート:山田