2024年6月1~3日 サークル絵本会「絵本旅」越前・敦賀へ
サークル絵本会「絵本旅」 福井県越前市と敦賀市を訪ねました。
6月1日~3日、絵本サークルの仲間たちが、北海道、山形、東京、千葉、神奈川、静岡から集まり、ハピラインふくい武生駅(福井県越前市)で待ち合わせ、越前ツアーが始まりました。
越前市は、『かわ』『宇宙』『だるまちゃんとてんぐちゃん』(福音館書店)など多数の作品を生み出したことで知られるかこさとしさんの生まれた町です。「かこさとしふるさと絵本館」を訪ねることをきっかけに、絵本サークルでは、『未来のだるまちゃんへ』(かこさとし/著 文春文庫2016年10月)を読んで3回の勉強会を行い、この旅を向かえました。
今回の絵本旅では、敦賀市「ちえなみき」で、東洋大学文学部国際文化コミュニケーション学科准教授、一般財団法人「学びと感謝の希望財団」代表理事、 竹内美紀先生の特別講演会 『石井桃子に学ぶ、子どもをひきつける翻訳文体』を聴講しました。
そして、学校法人北邦学園(北海道札幌市)理事長 佐賀のり子さんの紹介で敦賀市にある さみどり幼稚園訪問、ジャクエツ本社工場訪問、代表取締役 徳本達郎氏からお話を伺い、工場見学することが叶いました。
「絵本旅」
1日目越前市
「いわさきちひろ生まれた家」記念館
武生(現 福井県越前市)は、日本を代表する絵本画家 いわさきちひろの故郷でもあります。
かこさとしふるさと絵本館 2013年4月開館
かこさとしさんの殆どの作品を収蔵
武生中央公園(だるまちゃん広場ほか)
かこさとしさんの「絵本の世界」を体感できる公園
公園内のいたるところに、子どもたちを想いふるさとを愛するかこさとしさんの詩や仕掛けがあります。『かわ』『からすのぱんやさん』『コウノトリのコウちゃん』など、「絵本の世界」を体験、子どもたちの想像力や探求心を育み、子どもからお年寄りまで皆が憩う、遊ぶ、見る、学ぶ、楽しむ越前市のセントラルパークです。
引接寺に、かこさとしさんは眠っています。
本の形のお墓。かこさとしさんは引接寺の山門をくぐったところの「丈生幼稚園」に通っていたそうです。
てんぐちゃんひろば
親子のふれあいと、子どもたちの自立を育むあそび場として、加古総合研究所が監修した室内広場。子育て支援、多世代交流の場。壁面には、かこさとしさん作詞「未来への行進」 が掲げられ、村国山、日野山、加賀白山、富士山、チョモランマ、未来の子どもたちの歩みを応援してくれています。
2日目、3日目 敦賀市
竹内美紀先生の特別講演会 会場「ちえなみき」(丸善松堂・編集工学研究所が運営)
満席で開催され、皆さん熱心に耳を傾けていました。
「レインボーライン 三方五湖展望台」7万年分の時を遡ることができる「年縞博物館」
自然の素晴らしさを感じました。
早翠学園 認定こども園 さみどり幼稚園見学
JAKUETS本社(工場・ラボ)見学
越前市では、元越前市市長奈良俊幸様、かこさとしふるさと絵本館初代館長 谷出先生がご案内下さいました。敦賀市ではジャクエツ 杉田様、皆様にお世話になり、充実の絵本旅となりました。
レポート ちえこ(セカンドカーブ サークル絵本会)