2024年6月12日(水)第3回 セカンドカーブ登山会【筑波山】

 
6月12日(水)、晴天の元、第3回セカンドカーブ登山会が筑波山にて開催されたので、レポートします。
つくば在住の僕(山村)は何を勘違いしたのか、はてまた地元筑波山ということで、張り切り過ぎていたのか、前日の11日に集合場所に到着。しかし待てど暮らせど、みなさん現れないので、メッセンジャーグループで確認したところ、なんと日にちを1日間違えていたというオチ。(1日後の勘違いでなくて良かった!)
車の乗車人数の関係で、車組とバス組に分かれ、筑波山5号目にある筑波山神社前にて再集合。今回の参加者は9名。筑波山神社にて参拝後、午前9時半に山登りスタート。
 
今回は、図にあるように、筑波山神社から白雪橋コースで山登り、女体山山頂へ、その後、山頂連絡路と通り、ケーブルカー筑波山山頂駅→男体山山頂→筑波山山頂駅→御幸ケ原コースにて下山というコースを予定。
ちなみに、筑波山はイザナギ(男体山)とイザナミ(女体山)が祀られている、山そのものが御神体。
実はこの筑波山、標高877mの低山なのだが、登頂するには(僕にとって)勾配が急で、ゴツゴツとした岩場をよじ登るような箇所も多々あり、第1回目の御岳山や第2回目の高尾山の登山の気分で登ると、痛い目に合うのでは!という一抹の不安があった。
が、結果を伝えておくと、全くの杞憂に終わり、誰も脱落することなく登頂することができたのだった。
 
気温は30度くらいはあっただろうか。しかし森林の中の山登りは、常時、森林が太陽を遮ってくれ、時折爽やかなそよ風が吹き込み、うっすらと汗が滲んだ顔に当たり心地よさを感じることができた。
午前11時ごろに弁慶茶屋跡にて少し早めのお昼休憩。 小屋は最近建てられたらしく、直射日光を浴びずにご飯を食べることができた。 運動後のご飯は、たとえコンビニのおにぎりであっても格別に美味いと感じた。
 
頂上付近になると、ごろごろとした岩場が増えてくる。「弁慶七戻り」と呼ばれる、今にも岩が落ちてきそうな奇岩怪石のトンネルを潜り抜けたり、「母の胎内くぐり」と呼ばれる場所があったりと、見どころスポットも出現し始め、そうこうしているうちに、ようやく女体山山頂に到着。
ここから眺める関東平野の景色は僕自身は何度も見ているが、やはりケーブルカーではなく、自分の足で登ってきたからこその充足感があり、感動もひとしおだった。この景色、天候が悪ければ、ただただ目の前が真っ白なだけで、何も見えない。今回、僕がつくばでの最大のおすすめスポットだと感じている、ここ女体山山頂からの景色を、みなさんに見ていただけたことが何より嬉しかった。
その後、ケーブルカー筑波山頂駅まで縦走し、男体山山頂に登り、またケーブルカー筑波山山頂駅へ戻ってきた。ここから御幸ケ原コースを下山となるのかと思いきや、メンバーの方が機転を効かせて、一転、下りはケーブルカーで下山することに。みなさんの体力の問題や、僕が17時までに帰宅しなければならないということを考慮してくださった。
そのおかげで2時間短縮でき、温泉に入ることもできたのだ。
僕がお先に帰宅した後は、温泉場で食堂にて、酒盛りが行われたそう。 ミッションクリアした後の宴が最大のお楽しみなのかもしれない。 僕も次回は参加させていただこう。
 
ガイド 山村、吉田 レポート 山村 (セカンドカーブ サークル登山会)